青柳龍太「懐かしい骨董市」が開催。かつての骨董市の高揚を偲ぶ

美術家の青柳龍太が東京・池尻のCAPSULEで骨董市を開催する。かつて開催されていた東京・原宿の東郷神社の骨董市を振り返り、そこにあった高揚やカオスを偲びながら品々をセレクトする。

「懐かしい骨董市」展示風景 写真=三嶋一路

 美術家の青柳龍太が、東京・三宿のCAPSULEで「懐かしい骨董市」を開催する。会期は6月6日〜7月5日。

 青柳龍太は1976年大阪府生まれの現代美術家で、2005年より主にファウンドオブジェを用いたインスタレーション作品の発表を続けている。また、かつて東京・神楽坂の裏路地で骨董商を営んでいた経験があり、骨董や古美術にも深い造詣を持ち、雑誌『美術手帖』でもエッセイ「我、発見せり。」を連載している。

「懐かしい骨董市」展示風景 写真=三嶋一路
「懐かしい骨董市」展示風景 写真=三嶋一路

 青柳は、自らにとってもっとも印象深い骨董市だったとする、東京・原宿の東郷神社で行われていた骨董市の、どこに何があるのかわからないカオスや高揚感を偲びながら品々をセレクト。奇をてらったものや、高価で手が出ない品々ではなく、当時の青柳が探していた、当たり前にあるがよく見ると気が利いた、普段使いの古道具が出揃う。

 また、展示は21時までオープンしており、日替わりでのウイスキーバータイムも実施されるので、ウイスキーと骨董の組み合わせを楽しむこともできる。

「懐かしい骨董市」展示風景 写真=三嶋一路
「懐かしい骨董市」展示風景 写真=三嶋一路

編集部

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