多磨全生園で現存最古の絵画作品が国立ハンセン病資料館で初公開

国立ハンセン病資料館で、企画展「絵ごころでつながる-多磨全生園絵画の100年」が9月1日まで開催中。その多磨全生園の絵画のなかでも現存最古の作品となる村瀬哲朗の静物画《無題》が初公開された。

 東京・東村山市の国立ハンセン病資料館で、企画展「絵ごころでつながる-多磨全生園絵画の100年」が9月1日まで開催中。その多磨全生園の絵画のなかでも現存最古の作品となる村瀬哲朗の静物画《無題》が初公開された。展覧会のレポートはこちら

 本作は1946年に開催された新憲法発布祝賀行事(11月3日~5日、多磨全生園)における書画展で展示されたもの。描き手の村瀬哲朗は戦時下に結成された絵画サークル「絵の会」の初期からの会員であり、園の絵画活動を中心的に担った人物でもあった。この貴重な機会にぜひ足を運び、多磨全生園の描き手たちによる活動に注目してみてほしい。

編集部

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