「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」がアーティゾン美術館で開催。パートナーシップにおける創作の可能性を再考する【2/2ページ】

 会場では、ドイツとフランスのアルプ財団をはじめとする国外のコレクションよりトイバー=アルプの作品45点、アルプの作品40点、そして、多様な様態からなる両者のコラボレーショ ン作品14点、計99点が出品予定となっている。

 また、応用芸術から前衛芸術の最前線へと進んだゾフィー・トイバー=アルプによる作品には、刺繍や家具、装飾品なども含まれるため、デザイン、インテリア、ファッションの分野における展開にも注目したい。

ゾフィー・トイバー=アルプ  抽象的なモティーフによる構成(手帳カバー) 1917-18頃 アールガウ州立美術館 アーラウ(個人より寄託)
ゾフィー・トイバー=アルプ  漸次的な移行 1934 アルプ財団 ベルリン/ローラントシュヴェルト
ジャン・アルプ 無題(デッサン・デ シレ) 1934 アルプ財団、ベルリン/ローラントシュヴェルト
ⓒ VG BILD-KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2024 C4772
ジャン・アルプ 貝殻=帽子 1965 アルプ美術館バーンホフ・ローラン ズエック
Photo: Mick Vincenz

 なお、同館では「硲伊之助展」と「石橋財団コレクション選 コレクション・ハイライト」も同時開催。1枚のチケットですべての展覧会を見ることができるため、この機会にぜひチェックしてみてほしい。

編集部

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