森村泰昌、ヤノベケンジ、やなぎみわによる展覧会「驚異の部屋の私たち、消滅せよ。」が大阪中之島美術館で開催【2/2ページ】

 ヤノベは1965年、大阪府茨木市生まれ。90年代初頭より、「現代社会におけるサヴァイヴァル」をテーマに機能性を持つ大型機械彫刻を制作。ユーモラスな形態に社会的メッセージを込めた作品群は国内外から評価が高い。2017年、「船乗り猫」をモチーフにした、旅の守り神《SHIP’S CAT》シリーズを制作開始。22年に開館した大阪中之島美術館のシンボルとして《SHIP’S CAT(Muse)》(2021)が恒久設置されている。

 やなぎは神戸市生まれ。女性をテーマにした写真作品で個展を行ってきた。09年にはヴェネチア・ビエンナーレ日本館で個展を行っている。10年より演劇活動を開始し『1924』三部作を美術館と劇場で上演。『ゼロ・アワー 東京ローズ最後のテープ』で北米ツアー。台湾製の特殊車両「舞台車」による野外巡礼劇『日輪の翼』を開始し、19年の個展「神話機械」では機械と演者が共演する『MM』を上演した。 20年には台湾オペラの演出も手がけている。

編集部

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