キース・ヘリングの没後35周年を記念。彫刻作品に焦点を当てた展覧会で新収蔵品も披露【2/2ページ】

 また、1983年に蛍光塗料を用いて制作されたペインティング《無題》および版画作品《無題》が、ブラックライトのもとで特別展示される。同館では約5年ぶりのライトアップ展示となり、へリングが生きた80年代ニューヨークのサイケデリックな空気を想起させる空間で作品を見ることができるだろう。

2018年のインスタレーションの様子

 会場では、展示作品の理解を深めるための会場限定ブックレットが販売される。本展に出品される約80点の作品から、厳選された16点の作品を掲載。ヘリング自身の言葉と書き下ろしの作品解説も収録される。

 なお本展の会期中には、中村キース・ヘリング美術館を設計した建築家・北川原温の初美術館個展「北川原温 時間と空間の星座」を同時開催する。北川原の創作のソースを「星」、建築を「星座」に見立て、その方法論や生成の過程を探る内容となる。

編集部

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