旗が媒体に? 「KAMU kanazawa」が新プロジェクト。第1弾はライアン・ガンダー【2/2ページ】

 第1弾を飾るのは、世界的に活躍するアーティスト、ライアン・ガンダーの新作《Inside the periphery》だ。

 本作は、2023年イギリス、チェスター市で開催されたChester Contemporaryにて展示され、日本国内では同年、太宰府天満宮で展示された作品《Centred on the periphery》を再構成したもの。日の丸や様々な国の国旗、海賊旗、架空の団体まで、カテゴリーや現実非現実の境界を越えた記号を選び出し、それらを一枚の旗の上に重ねた。今回は旗の図案のなかに、三谷産業の旗や金沢ゆかりの前田家の梅鉢紋が配置されて、金沢でしか見ることのできない作品となっている。展示期間は6月4日〜2026年5月31日。

ライアン・ガンダー Inside the periphery 2025 © Ryan Gander Courtesy of KAMU kanazawa Photo by Ling Chan

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