もうひとつの「JAGDA新人賞」も同様、年鑑への出品作品から毎年選出されており、今後の活躍が期待される39歳以下の有望なグラフィックデザイナーに授与されるものだ。43回目となる今回は、新人賞対象者127名のなかから、城﨑哲郎、サリーン・チェン、松田洋和の3名に決定。「今回の受賞者3人には、それぞれの経験値に裏付けされた鮮度、また一つ一つの仕事に静かに丁寧に向き合っている眼差しが共通して感じられる」「ここ数年の新人賞のトーンとは違う、やや大人びた印象を受けた」という声が審査員からも寄せられたという。



受賞作品展では、会場1階に林の作品が、そして地下1階には城﨑、チェン、松田の3名による作品が展示される。なお、会期中には受賞者等によるイベントも開催される予定となっているため、詳細はギャラリーおよびJAGDAのウェブサイトより確認してほしい。
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