今年の「Art Collaboration Kyoto」のプログラムディレクターは山下有佳子に。「京都が国際的なアート都市に発展していくことを願う」

2021年にスタートした「 Art Collaboration Kyoto(ACK)」が今年も開催。プログラムディレクターには新たに山下有佳子が就任した。

2021年ACK会期中の国立京都国際会館イベントホール内の俯瞰 Courtesy of ACK, 2021 photo by Nobutada Omote

 従来のアートフェアの枠組みを超えた新しいかたちのアートフェアを目指し、2021年にスタートした「 Art Collaboration Kyoto(ACK)」。国立京都国際会館イベントホールなどを舞台に開催されるこのフェアが、今年はプログラムディレクターに山下有佳子を迎えて開催される。会期は11月18日〜20日。

国立京都国際会館外観

 山下有佳子はサザビーズジャパンを経て、東京・銀座の「THE CLUB」を設立。山下は就任にあたって次のようにコメントしている。

2021年ACK会期中の国立京都国際会館イベントホール内の様子 interior view Courtesy of ACK, 2021 photo by Nobutada Omote

「世界中のアート関係者が一堂に会するACKが、今の国際社会のトレンドや課題を共有するカンファレンスの場として機能し、ACKを通じて人と人との繋がりがコミュニティを生み、やがて社会と経済にインパクトを与える存在に成長する。ACKがこれらの新たな使命を実現させていくことで、京都が国際的なアート都市に発展していくことを願っています」。

山下有佳子

 ACKの特徴は、「ギャラリーコラボレーション」と「キョウトミーティング」のふたつのセクションだ。「ギャラリーコラボレーション」では日本国内のギャラリーがホストとして、海外に本拠地のあるギャラリーをゲストに迎え、ブースを共有して出展。そして「キョウトミーティング」は、京都ゆかりのアーティストによる個展、またはテーマのあるグループ展の形式で行われる。

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