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アート・バーゼル・パリ2025、203軒のギャラリーが集結へ。チュイルリー庭園でのパブリック・アート展示も【2/2ページ】

 出展ギャラリーは3つの主要セクターに分かれる。「Galeries」では177軒のギャラリーが、近代から戦後、現代美術まで幅広い作品を紹介。初参加は9軒で、Crèvecœur(パリ)、47 Canal(ニューヨーク)、David Nolan Gallery(ニューヨーク)などが含まれる。日本からは、タカ・イシイギャラリーMISAKO & ROSENTake Ninagawaの3軒が引き続き出展する。

 新進気鋭のアーティストに焦点を当てた「Emergence」セクターでは、グラン・パレ中央ホールを囲む壮麗なバルコニーを舞台に、16の個展ブースが展開される。うち8軒はパリ展に初参加するギャラリーとなる。

 昨年導入された「Premise」セクターは、1900年以前に制作された作品も対象とするユニークなキュレーションが特徴。伝統的な美術史の枠組みを問い直す試みとして注目されており、今年は10軒が参加し、そのうち8軒が初出展となる。

パブリック・プログラム Courtesy of Art Basel

 アート・バーゼル・パリの特徴のひとつである「パブリック・プログラム」は、ルーヴル美術館やプチ・パレといった文化機関との連携により、市内各所で実施される。今年は、チュイルリー庭園での大規模なパブリック・アート展示が再び登場し、インディペンデント・キュレーターであるムナ・メクアールが初めてキュレーションを担当する。また、対話型イベント「Conversations」も、例年通りプチ・パレで開催される予定だ。

 さらに、「Oh La La!」と題された特別企画も継続され、出展ギャラリーが普段展示しないような珍しい作品を披露する機会となる。今回は10月24日・25日の2日間にわたりグラン・パレで行われる。今回は新たな統一テーマも設けられる予定で、詳細は今後発表される。

Oh La La! Courtesy of Art Basel

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