こけら落としの展示は今西真也
スペースの設計は松井亮(松井亮建築都市設計事務所)。約110平米のスペース内にはアーティストのエスキスなどを自由に展示できるレセプション・ホワイエと、完成した作品を展示するギャラリースペースで構成されている。仕切りを設けることで、機能ごとのスペース活用が可能だ。


センターのこけら落としを飾るのは、地元・奈良のアーティスト・今西真也の個展「あした、しらない、いき」(2月1日〜4月6日)だ。
今西は1990年奈良市生まれで、現在も奈良に在住。キャンバスに油絵具を塗り重ね、それを削ることで彫刻のような立体感を生み出す作品で知られ、マーケットでの評価も高い。奈良県立美術館では「奈良ゆかりの現代作家展01 今西真也『吸って、吐いて』」(1月18日〜2月16日)も開催されるタイミングであり、公私の機関をまたぐコラボレーション展覧会が実現した。
今後はカルドネルが培ってきた多方面でのネットワークを活用し、ジャンルを問わず国内外のアーティストたちを約3ヶ月に一度のスペースで紹介していくという。

