WHAT MUSEUMの建築倉庫がリニューアルオープン。模型を通じて建築文化を体験できる施設へ

東京・天王洲で寺田倉庫が運営するWHAT MUSEUM内にある「建築倉庫」が、新たに体験型スペースを増設してリニューアル。その内容をレポートする。

文=安原真広(ウェブ版「美術手帖」副編集長)

建築倉庫の新スペース Photo by Katsuhiro Aoki

 東京・天王洲で寺田倉庫が運営するWHAT MUSEUM内にある「建築倉庫」が、新たに体験型スペースを増設。リニューアルオープンした。

 建築倉庫は2016年にオープン。800点以上の建築模型を保管・展示してきた。建築模型は建築家の設計や思考のプロセスを伝える重要な資料だが、保管場所の問題も多く、失われてしまうことも多々あった。建築倉庫ではこうした建築模型を保管するとともに、広く閲覧できる施設として運営されてきた。

建築倉庫の建築模型展示 Photo by Katsuhiro Aoki

 今回のリニューアルにあたって、建築倉庫は新たな体験型の常設スペースを設置。ここでは建築模型の基本を学べるほか、子供、中高生、大人を対象としたワークショップも実施し、建築文化に親しむことができる。

編集部

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