
「闇」から「色彩」へ。オディロン・ルドンの軌跡
クロード・モネと同じ年に生まれたオディロン・ルドン。パナソニック汐留美術館で開催中の「オディロン・ルドン ─光の夢、影の輝き」にあわせて、ルドンの色彩の変化を紐解く。
クロード・モネと同じ年に生まれたオディロン・ルドン。パナソニック汐留美術館で開催中の「オディロン・ルドン ─光の夢、影の輝き」にあわせて、ルドンの色彩の変化を紐解く。
メット・ガラ2025のテーマは「Tailored for You」。同時期に開幕した黒人の紳士服文化「ブラック・ダンディズム」に焦点を当てた回顧展は、ファッションを超えた自己表現の歴史をたどる試みでもあった。18世紀から現代まで、装いを通じて社会の境界線を越えてきた黒人たちの姿を通じて、「仕立て服」が伝える物語を探る。
展覧会は「味覚」でも楽しめる。6月に都内で食べられる展覧会のコラボメニューの一押しをピックアップ。期間限定の一皿を楽しみながら展覧会を五感で堪能してみてはいかがだろうか。
来年、生誕140年を迎える画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ)。数多の才能がひしめくパリで荒波に揉まれながら、藤田はどのようにして自身の画境を切り開いていったのか?
東京・町田の町田市立国際版画美術館に隣接する芹ヶ谷公園内に開館予定の新美術館「(仮称)国際工芸美術館」の建設延期が続いている。入札不調、計画見直しを訴える近隣住民や市民の運動、市が「計画に変更はなく2029年の開館を目指す」とする同館に何が起きているのか。経緯と現状を取材した。
2025年6月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。
美術館からも足が遠のきがちな梅雨シーズン。雨の日ならではの楽しさがある首都圏の美術館5館を紹介したい。
三菱一号館美術館で開催中の展覧会「ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠」(~9月7日)。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
東京の上野の森美術館で開催中の展覧会「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」(〜7月6日)。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
現代アートフェアおよびアートメディアを展開するFrieze(フリーズ)が、今年4月4日から6日にかけて、ノルウェー・ベルゲンで第4回となるFrieze New Writersプログラムを開催した。2021年に始まったこの3日間集中コースは、新進気鋭のアートライターを育成することを目的としている。そこでプログラム運営者や過去の参加者たちにインタビューし、Friezeが育むライターたちの姿に迫る。
ゲームを起点に、メディアを横断して展開されている人気コンテンツ「刀剣乱舞ONLINE」。これを起点とする学芸員研究支援事業が存在することをご存知だろうか。
今年生誕150年の節目となる日本画家・上村松園。73歳で女性として初めて文化勲章を受章した画家の代表作のひとつである《序の舞》はいかにして生まれたのか?
アーティスト・大山エンリコイサムが、ニューヨークとパリで行われている重要なストリートアートの展覧会を訪れ、その背景を読み解く。
多くの美術館が休館日を月曜日(祝日を除く)に設定しているが、開館している館もある。月曜日に入館できる美術館をまとめた。
大阪・関西万博の数あるナショナルパビリオンでも屈指の人気を誇るイタリア館。その大きな目玉は、美術館クラスの作品展示だ。
アーティストであり、2019年より京都にてアートスペース「浄土複合」をディレクションする池田剛介が語る、美術批評の現在地、そしてそのサヴァイブの方法とは?
2025年の近刊から、いま読むべき美術の指南書10冊を紹介。
Amazon Prime VideoとNETFLIXで見ることができるアートムービーをピックアップ。配信期限つきの作品もあるため、気になるものは早めのチェックをおすすめしたい。
『攻殻機動隊』や『アップルシード』などで世界的な人気を誇るマンガ家・士郎正宗。「士郎正宗の世界展〜『攻殻機動隊』と創造の軌跡〜」展(世田谷文学館)を起点に、その作品を『攻殻機動隊論 新版_2025』著者である藤田直哉が読み解く。
今年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK)で大きな話題となっている蔦屋重三郎。東京国立博物館 平成館では特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」が開催されるなど、その注目度は増すばかりだ。