東京オペラシティ アートギャラリーで難波田龍起の回顧展が開催。画業の全貌を四半世紀ぶりに紹介

東京オペラシティ アートギャラリーで、戦後日本の抽象絵画における代表的作家のひとり、難波田龍起の大規模回顧展が開催される。会期は7月11日〜10月2日。

難波田龍起 たたかいの日々 1963 世田谷美術館

 東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで、難波田龍起(なんばだ・たつおき、1905〜1997)の大規模回顧展が開催される。会期は7月11日〜10月2日。

難波田龍起 原初的風景A 1987 東京国立近代美術館 撮影=大谷一郎

 難波田は、大正末期に詩と哲学に関心をもつ青年として高村光太郎と出会い、その薫陶を受けるなかで画家を志した。当初は身近な風景や古い時代への憧れを描いていたが、戦後になると抽象へと制作をシフトさせる。海外から流入する最新の動向を咀嚼しながらも、特定の運動に属することもなく、独自の道を歩んだことで知られており、戦後日本における抽象絵画の代表的な作家のひとりといえる。

難波田龍起 群像 1970 東京オペラシティアートギャラリー 撮影=斉藤新
難波田龍起 色彩によるデッサン 1951 東京オペラシティアートギャラリー 撮影=斉藤新

編集部

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