東京オペラシティ アートギャラリーで難波田龍起の回顧展が開催。画業の全貌を四半世紀ぶりに紹介【2/2ページ】

 東京オペラシティ アートギャラリーの収蔵品を寄贈した寺田小太郎は、難波田を本格的な蒐集したコレクターだった。同館の収集コンセプトである「東洋的抽象」も、難波田の作品との出会いによって生まれており、難波田は寺田コレクションの中心作家となっている。

難波田龍起 ヴィナスと少年 1936 板橋区立美術館

 本展は難波田龍起の生誕120年を機に、同館収蔵品のほか、国内美術館の所蔵品、個人蔵の作品などもまじえ、大作から水彩、版画、ドローイングや習作、スケッチブックまでの作品、資料など100点余りを展覧。難波田の画業の全貌を四半世紀ぶりに紹介し、今日的な視点から検証するものとなる。

難波田龍起 街 1951 世田谷美術館
難波田龍起 昇天 1976 東京国立近代美術館 撮影=大谷一郎

編集部

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