本展は、佐藤の創作活動の軌跡をたどる世界初の大規模個展。佐藤が表現者/教育者として世に送り出してきたコンテンツを一堂に紹介し、40年にわたる創作活動を概観する。

佐藤の創作の根幹には、「つくり方」「わかり方」についての独自の理論やアイデアが蓄積されている。会場では佐藤の多様な作品の創作プロセスを紹介し、その独創的なコミュニケーションデザインの考え方や理論を紐解いていく。

佐藤が「つくり方が新しければ、自ずとできたものは新しい」と語るように、あらゆる物事に時間をかけて対峙し、自分なりの考え方を整理整頓すること、そこから表現を生み出すことの大切さやおもしろさを、展覧会を通して伝えるものが目指される。

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