内装コンセプトは「帝国、舞う」
内装デザインのコンセプトは、「帝国、舞う」。弥栄会館の素材や意匠とともに、場所の記憶の断片を新旧の調和をはかりながら新たな空間に編み込み、継承することを意図したという。榊田は「1200年の時を超えて、普遍的な景色を体感してほしい」と語っており、「古いものが、新しい」を掲げる新素材研究所らしさが存分に発揮されたデザインが期待される。

©︎帝国ホテル 京都
客室は異なる建築構造や眺望を特徴にした3つのエリアで展開。保存建築の意匠を重んじる保存エリア(本棟南西面)の客室は、柱や梁、窓枠などが、弥栄開館の名残を感じられるデザインとなる。

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