「古筆切」になったら? 「掛幅と手鑑 切断後の形状」
本来なら巻子や冊子、“まくり”といわれる1枚の紙として保管、伝承されるものが、鑑賞の対象として愛好されるようになると、分割・切断されていく。それらは軸に表装されて、茶の湯の席に掛けられたり、台紙に貼り込んでアルバムのように鑑賞する「手鑑」などに仕立てられた。床の間を再現した展示でその雰囲気を感じる。手鑑は現代のコレクションにも通じ、身近に感じられるだろう。


本来なら巻子や冊子、“まくり”といわれる1枚の紙として保管、伝承されるものが、鑑賞の対象として愛好されるようになると、分割・切断されていく。それらは軸に表装されて、茶の湯の席に掛けられたり、台紙に貼り込んでアルバムのように鑑賞する「手鑑」などに仕立てられた。床の間を再現した展示でその雰囲気を感じる。手鑑は現代のコレクションにも通じ、身近に感じられるだろう。