刷新された展示エリア
また展示室をはじめとする鑑賞エリアでは床と壁を修繕。加えて新規展示ケースを導入することで、映り込みの少ない鑑賞が可能となった。この展示室では、リニューアルオープンを記念し、「新シュウ蔵品展-美術館シュウシュウのあれこれ」が5月6日まで開催されている。

本展は、美術館の根幹をなす役割である「蒐集」に着目。令和に入ってから新収蔵した作品のなかから、秀でた「秀(シュウ)」、探し求める「捜(シュウ)」、受け取る「受(シュウ)」、修復が施された「修(シュウ)」など、様々な「シュウ」を切り口に、181件の作品が紹介されている。わかりやすいテーマながら、美術館がいかに機能しているのかも十分に説明されるリニューアルにふさわしい展示だ。




