今週末に見たい展覧会ベスト11。近藤亜樹から岡﨑乾二郎まで【4/5ページ】

今週開幕

岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here(東京都現代美術館

展示風景より

 岡﨑乾二郎の東京では初めての大規模個展「而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」が、東京・清澄白河の東京都現代美術館で始まった。レポート記事はこちら

 タイトルにある「而今而後」とは孔子の論語からとられたもので、「いまから後、その先も」という意味を持つ。岡﨑は2021年に脳梗塞で倒れ、リハビリを経験。その後遺症で右半身が麻痺しているが、これは造形作家としての大きな「転回」にもなったという。本展はこの「転回」前の作品を広く見通しつつ、「転回」後である2022年以降に制作された新作を展覧するものとなっている。

会期:2025年4月29日~7月21日
会場:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
電話:050-5541-8600
開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月、5月7日(5月5日、7月21日は開館)
観覧料:一般 2000円 / 大学生・専門学校生・65 歳以上 1400円 / 中高生 800円 / 小学生以下 無料

「酒呑童子ビギンズ」(サントリー美術館

展示風景より、狩野元信《酒伝童子絵巻 上巻》(1522)

 東京・六本木のサントリー美術館で、展覧会「酒呑童子ビギンズ」がスタートした。レポート記事はこちら

 本展は、2020年に解体修理を終えたばかりの重要文化財・狩野元信筆《酒伝童子絵巻》(通称サントリー本)を公開するとともに、酒呑童子という「鬼」がいつどのように誕生したのかといった、「はじまり」の物語についても紹介するものとなっている。

会期:2025年4月29日〜6月15日
会場:サントリー美術館
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリア3階
開館時間:10:00~18:00(金、5月3日〜5日、6月14日は~20:00) ※入館は閉館の30分前まで
休館日:火(ただし、4月29日、5月6日、6月10日は〜18:00)
料金:一般 1700円 / 大学生 1200円 / 高校生 1000円 / 中学生以下 無料 / 障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介助の方1名様のみ無料

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