西日本を舞台に、アートを通して地域の魅力を再発見【3/4ページ】

Study:大阪関西国際芸術祭

 「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」は、⼤阪・関⻄万博と⼤阪⼀帯をつなぐ役割を担う芸術祭として、夢洲の万博会場をはじめ、大阪文化館・天保山、黒川紀章氏設計の大阪府立国際会議場(中之島)、西成・船場エリア、70年万博開催の万博記念公園にある国立民族学博物館など、大阪を象徴する各地で展開。「ソーシャルインパクト」をテーマに20の国・地域から65組以上のアーティストが参加する。

 大阪・関西万博会場では、森万里子、金氏徹平、田﨑飛鳥(ヘラルボニー)ら13組がパブリック・アートを展開。大阪文化館・天保山では、ドイツの研究機関IKAと共に企画する「Reshaped Reality」展にマウリッツォ・カテランらが参加。西成では、釜ヶ崎芸術大学、プロダクション・ゾミアらが変容する街でのアートによる人々の出会いを探求する。

 またビジネス街かつカルチャーの拠点としても話題の船場では「Re: Human ─ 新しい人間の条件」をテーマに関西のアーティストが集結。さらに70年万博の開催地・万博記念公園内国立民族学博物館で、のんが作品を披露することにも注目だ。なお7⽉21⽇からは⽇韓合同国際アートフェア「Study × PLAS : Asia Art Fair」を開催。各会場を巡りながらアートを通して大阪の歴史と未来の可能性を体感できるだろう。

会期:2025年4月11日〜10月13日
会場:大阪市内各所
Study:大阪関西国際芸術祭 公式サイト: https://osaka-kansai.art/

© Tony Matelli Courtesy of the artist and Institute for Cultural Exchange, Tübingen
釜ヶ崎芸術大学

編集部

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