本展では、会場を大きく3つのエリアに分けて構成。まず国立科学博物館の巡回展となる「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」エリアでは、世界屈指の動物標本コレクションとして知られる「ヨシモトコレクション」を中⼼に、貴重な標本を選定して展示。哺乳類の持つ特有の⽣態や特徴を「ちがいの整列」「はえている道具」「かもしれない模様」といった11つの新たな視点から紐解いていくことで、哺乳類の多様性やヒトとのちがいを観察することができるものとなっている。

また、この展示の大きな魅力として、自分で引き出しを開けることで「新たな視点を発見」することができるといった演出にあるだろう。本企画展の編集・デザインは、⽇本デザインセンター三澤デザイン研究室が担当している。
