最後のエリア「ユートピア」では、ヒトに与えられた「創造力」にフォーカスし、名和晃平やミロコマチコら9⼈のアーティストとのコラボレーション展示を実施。約2万年前に描かれたラスコーの洞窟の動物絵から、いまなおクリエイターらによって生み出される空想の動物やキャラクター。この約40点の作品を通じて、「私たちはどこに向かうのか」という本展のテーマにあらためて向きあうものとなっている。


国立科学博物館で実施された新たな視点から剥製コレクションをとらえようとするこの展示に加え、PLAY!MUSEUMならではの演出がたっぷりと込められた本展。ヒトも含めた「どうぶつ」という存在をあらためて見つめることで、それぞれの豊かな個性を比較しながらそのユニークさを楽しむことができるだろう。
なお、本展は「ながら聞き」をすることができる音声ガイドも導入されている。動物の体毛やしっぽのようなものがついたポーチに入っているので、こちらを身につけて展覧会を巡るのもおすすめだ。
