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「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」がグッチ銀座 ギャラリーで開幕。70年万博の再現展示も

グッチ銀座 ギャラリーで「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」が開幕した。

文・撮影=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長)

展示風景より

 グッチがグッチ銀座 ギャラリーを舞台に、横尾忠則の個展「横尾忠則 未完の自画像 - 私への旅」をスタートさせた。グッチと横尾のつながりは、2020年にグッチ渋谷 ミヤシタパークのオープニングを飾ったウィンドウ アートプロジェクトまで遡る。本展はそのコラボレーションをさらに発展させたものだ。

展示風景より

 横尾忠則は1936年兵庫県生まれ。56年より神戸新聞社にてグラフィックデザイナーとして活動後、59年に独立。唐十郎、寺山修司、土方巽といった舞台芸術のポスターなどを数多く手がけ、69年にパリ青年ビエンナーレ版画部門大賞を受賞。72年にはニューヨーク近代美術館で個展を開催するほどの活動を見せるも、80年7月に同館で開催されたピカソ展に衝撃を受け、「画家宣言」を発表。以降、画家として精力的な活動を続けている。

 2012年に横尾忠則現代美術館が、13年には豊島横尾館が開館。近年の個展に、「横尾忠則 寒山百得」展(東京国立博物館、2023)、「横尾忠則 連画の河」(世田谷美術館、2025)などがある。

編集部

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