大阪・関西万博で見るべき13組のパブリック・アート【5/5ページ】

 総合地球環境学研究所(地球研)の超学際的プロジェクト「SceNEプロジェクト」は、《海の記憶:喜界島 サンゴの方舟》を西ゲート近くに設置。サンゴ礁が隆起してできた鹿児島県・喜界島で、科学者、アーティスト、地域住民が協働して環境問題を提起する同プロジェクト。会場には同島のサンゴが置かれ、リアルタイムで配信される島の音とともに、QRコードを経由して島の映像を展開。小さいながらも臨場感のある喜界島が出現している。

会場風景より、SceNEプロジェクト《海の記憶:喜界島 サンゴの方舟》(2025)

 このほか、DONECYによるステンレス彫刻と、田崎飛鳥による壁画作品が本プロジェクトのパブリックアートとして展示される予定だ。

 なお、会期中は各パブリックアートをめぐるスタンプラリーも実施予定。会場のパビリオンを回るだけではなく、道中のアートも楽しむことができる試みとなっている。

Exhibition Ranking

見附正康

2025.05.23 - 07.05
ARTRO
京都

木梨銀士「Flux」

2023.02.02 - 02.17
GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE
丸の内 - 銀座|東京

非常の常

2025.06.27 - 10.04
国立国際美術館
大阪

Dressing Up: Pushpamala N

2025.06.26 - 08.16
シャネル・ネクサス・ホール
丸の内 - 銀座|東京