「瀬戸内国際芸術祭2025」(直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島ほか)

瀬戸内海の直島をはじめとする複数会場で展開される「瀬戸内国際芸術祭」。その第6回となる「瀬戸内国際芸術祭2025」が4月18日からスタートする。
今年の芸術祭、これまで同様、春(4月18日〜5月25日)・夏(8月1日〜8月31日)・秋(10月3日〜11月9日)の3会期(計107日間)にわけて開催。直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港、宇野港に加え、春会期に瀬戸大橋、夏会期に志度・津田、引田、秋会期に本島、高見島、粟島、伊吹島、宇多津を合わせた計17のエリアが会場となる。なお、宇多津エリア、志度・津田エリア、引田エリアは新たに加わるエリアとなり、また直島では今春開館の直島新美術館も会場となる。
参加アーティストには、「ヴェネチア・ビエンナーレ2024」の金獅子賞を受賞したサラ・ハドソン(ニュージーランド)や、消費社会を照射するヤコブ・ダルグレン(スウェーデン)、月のオブジェを各土地で撮影するレオニート・チシコフ&マリーナ・モスクヴィナ(ロシア)らが含まれている。なお、今回は広域連携事業「瀬戸芸美術館連携プロジェクト」として、会期中に地域の8つの美術館での連携プロジェクトも開催される予定となっている。
春会期:4月18日〜5月25日
夏会期:8月1日〜8月31日
秋会期:10月3日〜11月9日
会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港、宇野港、瀬戸大橋、志度・津田、引田、本島、高見島、粟島、伊吹島、宇多津
住所:香川県香川県高松市サンポート1-1-3F(高松港)
電話:087-813-2244(瀬戸内国際芸術祭総合案内所)
開館時間:会場によって異なる
休館日:会場によって異なる
観覧料:
3シーズンパスポート 一般 5500円 / 16〜18歳 2500円(要身分証) / 15歳以下 無料
1シーズン(春・夏・秋)パスポート 一般 4500円
「石田尚志 絵と窓の間」(アーツ前橋 ギャラリー)

アーツ前橋 ギャラリーで、企画展「石田尚志 絵と窓の間」が4月19日から行われる。
石田尚志は、自らが描く絵画を連続的に撮影する手法で制作した映像作品により1990年代から国内外で評価されてきた。時間芸術への窓ともいえる「映像」、その画面には、生成と変容を続ける絵画、場の光や闇がもたらす空間の質的な変化、そして画家の思考の軌跡が残されている。映像と空間、あるいは立体造形とともに構成されるインスタレーションへの展開を経て、近年の石田は10代以来となるキャンバスに絵筆を走らせ、空間と時間を"静止した平面"に描き表すことに再び取り組んでいる。
2015年以来の大規模な個展となる本展では、代表作と新作を中心に、初公開の作品も含め約80点の作品を紹介し、石田尚志の仕事を再考する。
会期:2025年4月19日〜6月22日
会場:アーツ前橋 ギャラリー
住所:群馬県前橋市千代田町5-1-16
電話番号:027-230-1144
開館時間:10:00~18:00 ※最終入場は17:30まで
休館日:水
料金:一般 800円 / 学生・65歳以上・団体(10名以上) 600円 / 高校生以下無料