今週末に見たい展覧会ベスト15。東博の「蔦屋重三郎展」から「Hibiya Art Park 2025」、大阪の「日本国宝展」まで【3/5ページ】

Hibiya Art Park 2025(日比谷公園内)

「Hibiya Art Park 2025」より、久保寛子《やさしい手》 撮影=編集部

 2022年に開園120年を迎えた、日本初の洋風公園である日比谷公園。ここで東京都主催のアートイベント「Hibiya Art Park 2025 -訪れるたび、アートと出会う1ヶ月‐」がスタートした。

 昨年より開催されてきた同イベントは、今回アートインスタレーションの内容や期間をさらに拡大。パブリックアートを中心とした第1期「Transformed Composition -組み合わせと見立てで遊ぶ-」(4月25日〜5月11日)と、パフォーミングアーツに焦点を当てた第2期「“Play”ing Catch -集まり方の練習- 」(5月17日〜25日)といった2つの会期で実施される予定となっている。第1期のレポートはこちら

Hibiya Art Park 2025
会期:2025年4月25日〜5月25日
会場:日比谷公園
住所:東京都千代田区日比谷公園1-6

第1期「Transformed Composition 組み合わせと見立てで遊ぶ」
会期:2025年4月25日〜5月11日

第2期「“Play”ing Catch -集まり方の練習- 」
会期:2025年5月17日〜25日

リニューアル記念名品展Ⅰ「帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち」(泉屋博古館

展示室1

 京都・鹿ヶ谷の泉屋博古館が、約1年間の改修工事を経て、4月26日にリニューアルオープンする。会場レポートはこちら

 今回のリニューアルにおける最大のトピックは「青銅器館」だ。改修では、竣工当時の意匠を生かすかたちでのリニューアルが行われ、「中国青銅器の時代」(4月26日〜8月17日)がこけら落としとして開催される。

 また、企画展示室でもリニューアル記念展「帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち」(4月26日〜6月8日)が開催されている。これは同館コレクションのなかから、絵画、書跡、茶道具、仏教美術など、広範にわたるジャンルをセレクトして展示するものだ。

中国青銅器の時代
会期:2025年4月26日〜8月17日
会場:泉屋博古館
住所:京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
電話番号:075-771-6411 
開館時間:10:00〜17:00 
休館日:月(5月5日、7月21日、8月11日は開館)、5月7日、7月22日、8月12日
料金:一般 1000円、学生 600円

帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち
会期:2025年4月26日〜6月8日
※会場、開館時間、休館日、料金などは上記「中国青銅器の時代」に準ずる

「宇宙からの音響」(草間彌生美術館

展示風景より、《オブリタレーション・ルーム》(02-現在)

 東京・弁天町の草間彌生美術館で、草間彌生(1929〜)の芸術の根源ともいえる「病」に着目した展覧会「宇宙からの音響」が4月24日よりスタートした。レポートはこちら

 本展では、草間の初期から現在に至るまでの多様な作品群および関連資料を展示。「病」をキーワードに5つのフロアで展開された作品群からは、草間の豊饒な創造力の根源を見ることができる。

会期:2025年4月24日~8月31日
会場:草間彌生美術館
住所:東京都新宿区弁天町107
開館時間:11:00~17:30 ※日時指定の予約・定員制(各回90分)。毎月1日10:00(日本時間)に美術館ウェブサイトにて翌々月分のチケット発売開始。美術館窓口での取り扱いなし。チケットは美術館ウェブサイトのみで販売
休館日:月、火、水(祝日の場合は開館)※展示替え期間や館内メンテナンス期間、年末年始などは休館。詳細は美術館ウェブサイトまで
料金:一般 1100円 / 小中高生 600円 / 未就学児無料

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