「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界─反復と増殖─」(京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ)
京都市京セラ美術館 新館 東山キューブでも、草間彌生による初の大規模版画展「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界─反復と増殖─」がスタートした。会期は9月7日まで。
本展は、世界最大級の草間コレクションを誇る、故郷・長野県松本市にある松本市美術館が所蔵する版画作品に、作家蔵の作品を加えた約330点で草間の版画芸術の魅力にせまるものだ。
会期:前期 2025年4月25日~6月29日 / 後期 7月1日〜9月7日
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
開館時間:10:00~18:00 ※最終入場は17:30まで
休館日:月(祝日・休日の場合は開館)
料金:一般 2200円 / 大学・高校生 1400円 / 中・小学生 600円
大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念 特別展「日本国宝展」(大阪市立美術館)
大阪市立美術館で、大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展「日本国宝展」が開催される。会期は4月26日〜6月15日。
本展は、2025年の大阪万博の開催と、大阪市立美術館のリニューアルオープンを記念して開催されるもの。国宝を通して、日本文化への理解を深める契機となることを目指し、約130件の国宝が一堂に集まる貴重な機会となる。
会期:2025年4月26日〜6月15日
会場:大阪市立美術館
住所:大阪市天王寺区茶臼山町1-82
電話番号:06-8771-4874
開館時間:9:00〜17:30
休館日:月(4月28日、5月5日は開館)
料金:一般 2400円 / 高大生 1700円 / 小中生 500円
「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」(下瀬美術館)

下瀬美術館で「周辺・開発・状況 — 現代美術の事情と地勢 —」が開催される。会期は4月26日~7月21日。
本展は2024年に下瀬美術館が「ベルサイユ賞」(ユネスコ本部創設の建築賞)を受賞した記念として行われる特別企画展で、下瀬美術館にとって初の現代美術展となる。チーフキュレーターに美術家の齋藤恵汰を迎え、コキュレーターとして松⼭孝法、李静文、根上陽子が参加する。
本展覧会のチーフキュレーターである齋藤は、このミラーガラス・スクリーンによる美術館と周辺環境の一体化から思考を開始。また造船開発の技術を使った可動展示室、美術館の向かいに日本屈指の観光地である宮島を擁する立地状況を踏まえ、それらに応答していく展示として構成した。「周辺・開発・状況 -現代美術の事情と地勢-」というタイトルは、「environment」以外にも多元的な意味がある日本語の「環境」という単語からインスピレーションを受けており、今回展開されるキュレーションを表現するものだ。
会期:2025年4月26日~7月21日
会場:下瀬美術館
住所:広島県大竹市晴海2-10-50
電話番号:0827-94-4000
開館時間:9:30~17:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月(ただし、祝日の場合は開館)
料金:一般 2000円 / 高校生・大学生 1000円 / 中学生以下 無料