今週末に見たい展覧会ベスト16。「ルノワール×セザンヌ」から「ゴッホ・インパクト」まで【7/8ページ】

「企画展『はじめての古美術鑑賞-写経と墨蹟-』」(根津美術館

 東京・南青山の根津美術館で、「企画展『はじめての古美術鑑賞-写経と墨蹟-』」が開幕する。会期は5月31日~7月6日。

 同館で2016年から開催されている、古美術鑑賞の入門編となるような展覧会である「はじめての古美術鑑賞」シリーズの第6弾となる。本展では、仏教に基づく古美術の重要なジャンルである写経と墨蹟(ぼくせき)を取り上げる。展示室を二分して写経と墨蹟を並べ、その違いを比較できるような展示構成となる。展示作品は同館が所蔵する国宝、重要文化財が中心となり、書としての見どころや歴史的な重要性などの鑑賞ポイントを、専門用語の解説とともに知ることができる。

会期:2025年5月31日〜7月6日
会場:根津美術館
住所:東京都港区南青山 6-5-1
開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
休館日:月
料金:一般 1300円 / 学生 1000円 / 中学生以下 無料(日時指定予約制)

「ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー」(ポーラ美術館

ライアン・ガンダー Closed systems 2024 Courtesy the artist and TARO NASU, Tokyo. Photo: Ryan Gander Studio

 神奈川・箱根にあるポーラ美術館で、ライアン・ガンダーの最新作を紹介する展覧会「ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー」が開幕する。会期は5月31日〜11月30日。

 ライアン・ガンダーは1976年生まれ。イギリス・サフォークを拠点に活動するアーティストで、絵画、彫刻、映像、テキスト、VRインスタレーションから建築、出版物や書体、儀式、パフォーマンスまで、幅広い作品と実践を通して芸術の枠組みやその意味を問い直してきた。また展覧会のキュレーション、大学や美術機関での指導、また子供を支援する活動にも熱心に取り組んでおり、芸術や文化の普及にも携わっている。

 本展では館内の様々なスペースで、全18点におよぶ作品の数々を紹介。大半が日本初公開の新作であり、本展のための新作も多数用意される。

会期:2025年5月31日〜11月30日
会場:ポーラ美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
開館時間:9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休
料金:未定

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