「松山智一展 FIRST LAST」(麻布台ヒルズ ギャラリー)レポート。独自の視点でとらえる「世界」【4/6ページ】

 全面が花柄の壁紙に覆われ、展示空間の上下から立体作品が飛び出す「Broken Kaleidoscope」は、「没入型」とも言える最新のインスタレーション。

 本作は、東洋から欧米へと輸出され、評価された磁器人形がモチーフとなった。松山はebayでそうした磁器人形を購入し、巨大化させることで、洋の東西の間を行き来した文化の複雑な成り立ちを提示している。

展示風景より、《Broken Kaleidoscope》(2025)

編集部

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