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「ロエベ クラフテッド・ワールド展」開幕レポート。ロエベが紡いだクラフトとの歴史を見る【4/6ページ】

 「クラフトによる連帯」の部屋は、本展の中核をなすものだと言えるだろう。世界各地のクラフトを支援するロエベの取り組みに焦点を当てた展示だ。例えばロエベ財団は2016年から「ロエベ財団 クラフトプライズ」を行い、世界中のアーティストたちを支援してきた。また京都で400年に渡り茶の湯釜造りを業としてきた大西家の技術を保護し、次世代の育成を支援するプログラムも行なっている。

 この部屋に並ぶのは、桑田卓郎や石塚源太などクラフトプライズの受賞作家による作品をはじめ、2023年のチャイニーズモノクローム コレクションにインスピレーションを与えた明・清時代の美しい単色陶磁器、さらにミラノサローネで発表されたブランケット、バスケット、ウィーブズ、チェア、栗のロースターなどのプロジェクトも紹介されている。

「クラフトによる連帯」展示風景より
「クラフトによる連帯」展示風景より

編集部

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