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「総合開館30周年記念 TOPコレクション 不易流行」(東京都写真美術館)開幕レポート。コレクションから改めて学ぶ写真表現史【2/5ページ】

 第1室「 写された女性たち 初期写真を中心に」(企画=佐藤真実子)では、初期写真を中心に、20世紀初頭にかけて写真に写された女性たちを取り上げる。

展示風景より、小関庄太郎《花を持つ少女》(1932)

 写真が発展したこの時代は、女性の政治参加や権利向上を求める運動が最初に盛り上がったころと重なっている。長時間露光によって印画される初期の写真、銀板写真(タゲレオタイプ)に記録されているのは、緊張した面持ちの女性像だった。やがて技術の進歩とともに、プライベートでカメラを向けられ、女性は被写体としてのポーズや表情を求められるようになっていく。本室では、こうした被写体としての女性史を垣間見ることができる。

展示風景より、右がポール・ストランド《ブラインド・ウーマン》(1915)
展示風景より、右が大久保好六《豊子さん》(1926)

編集部

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