「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025」見どころレポート【3/14ページ】

マーティン・パー「Small World」(TIME'S)

 マーティン・パーは1952年イギリス生まれ、94年からマグナム・フォトに所属している世界的な写真家だ。世界の様々な文化を研究しながら、レジャー、消費、コミュニケーションといったテーマを皮肉を交えつつ長年探求している。

 今回の展示では、近年世界中で問題視されている「オーバーツーリズム」をテーマに、パーが長年世界中で撮影してきたユーモアあふれる作品を発表。「コロナ以降、観光がブームとなっており、京都の街も観光客で埋め尽くされつつある」と語るパー。会場では、開催直前に花見で賑わう京都で撮影された新作も軽快な音楽とともにスライドショー形式で見ることができる。

マーティン・パー「Small World」展示風景
マーティン・パー「Small World」展示風景
マーティン・パー「Small World」展示風景

編集部

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