展示室4も大きくリニューアルされた。展示ケースが新しくなっただけでなく、東山側に新たに窓を2つ設置。外光が入るとともに、季節ごとに表情が変化する東山の木々を展示室から眺めることができる。この展示室4では「東アジアへの広がり」と題して、秦漢時代に多く作られ東アジア世界全体にもたらされた青銅鏡が展示されている。


なお、展示室の出口には、新たな車イス用のリフトを用意。ここは、小さいながらも中庭や東山を望むことができる「眺めのいい部屋」となった。さらにその下に位置する休憩室も、新たに「透徹の間」と名づけられ、中庭を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができる空間として再定義された。

