故・山峰潤也がキュレーションを手がけた第1期の参加作家は、久保寛子、小金沢健人+西畠清順、ジャコモ・ザガネッリ、宮崎啓太の4組。ある物を別の物になぞらえて新たな意味や価値を生み出す日本の伝統的な表現手法「見立て」に焦点を当てながら、5点のパブリック・アートと日比谷公園の自然や歴史との組み合わせによる体験を提供する。
第一花壇では、シュロを中心とした直径約28メートルの空間に、小金沢健人+西畠清順が新たな場所を立ち上げた。《Forest for Momentum(流れを生む森)》は、世界中から集まった植物たちが森をつくり、普段とは異なる自然な姿を提示するもの。夜間にはファウンドネオンを用いたオブジェなどによる光の演出も行われる。
