「岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」(東京都現代美術館)開幕レポート。「転回」の先に見えたその造形の到達点【6/7ページ】

 3階の展示室からは、いよいよ「転回」後の2022年からの仕事が紹介される。ここまでの展示会場は色温度が高めの照明となっていたが、まるで意識がはっきりとしたように色温度の低い照明に変わっていることにも注目したい。

展示風景より

 2022年以降の絵画群を見てまず気がつくのは、配色がより明るく、またつやのある質感になっていることだ。キャンバス上の立体感が増し、その造形も複雑かつ重層的になっているように感じられる。

展示風景より

編集部

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