3階「幾何と内省のコンポジションー常温の抽象」
3階は「幾何と内省のコンポジションー常温の抽象」。カプワニ・キワンガとアグネス・マーティンを中心に、山田康平、アンセルム・ライルらの幾何学的な抽象絵画が並ぶ。
またタイトルにある「常温」とも関連するのが、スプツニ子!による映像作品《幸せの四葉のクローバーを探すドローン》(2023)だろう。同作は、ドローンが撮影した映像を自動的に解析して四葉のクローバーを見つけ出すというもの。本来は見つけるものの感情を揺さぶる四葉のクローバーが、極めて冷静な対象として提示される。

