UESHIMA MUSEUMで新たなコレクション展。「創造的な出会いのためのテーマ別展示」に見るタレル、リヒター、オトニエル【4/7ページ】

2階

 2階は従来通り、アーティストごとの小部屋から構成される。その中心スペースが展示替えされ、ゲルハルト・リヒターの作品群が並ぶ。絵画、フォトペインティング、プリントなど多様なメディウムのリヒター作品を一挙に見ることができる機会だ。

 また今回から、ジェームズ・タレルの《Boris》を展示する常設展示室が加わった。小さな部屋の中で椅子に座り、刻々と変わる光の色と向き合う内省的な空間だ。

展示風景より、左からゲルハルト・リヒター《Abstraktes Bild(P1)》(1990/2014)、《Kanarische Landschaften I》(1971)
展示風景より、奥がゲルハルト・リヒター《Cage 1(P19-1)》(2006/2020)

編集部

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見附正康

2025.05.23 - 07.05
ARTRO
京都