1階「都市とポップ」
1階は「都市とポップ」だ。これまで閉じられていた展示室の窓はオープンにされ、渋谷の街が見える空間に変貌。トーマス・シュトゥルートの写真作品が、渋谷の街と接続するようなかたちで展示された。

また渋谷の若者たちの関心を惹きつけるようなバンクシーの作品、アンディ・ウォーホルの《Campbell’s Soup I: Tomato》(1968)、奈良美智が浮世絵を引用した作品《In the Floating World》(1999)、あるいは葛飾北斎の浮世絵を挟むように展示。著名なアーティストたちの作品を凝縮させることによって、鑑賞者を植島コレクションの世界へと引き込んでいく。
