大阪・関西万博で見るべき「シグネチャーパビリオン」【6/9ページ】

「いのちの遊び場 クラゲ館」(中島さち子)

いのちの遊び場 クラゲ館

 ジャズピアニスト(作曲家)・数学研究者・STEAM教育者である中島さち子がプロデュースするこのパビリオンのコンセプトは「クラゲ:揺らぎのある遊び」。

 小堀哲夫が建築設計したパビリオンは万人万物の持つ「いのちのゆらぎ」を体現したやわらかで大らかな膜屋根が、人々をゆるやかにパビリオンへといざなう。

 内部は自生種による植生と遊具が点在する原始的で身体的な遊び場「プレイマウンテン」と、「五感の遊び場」である「創造の木」で構成。創造の木の真下にある地下は内省的な空間と、360度をスクリーンに囲まれた空間になっており、大阪市内の子供たちが描いたクラゲがゆらゆらとスクリーンの中を泳ぎ、来館者の動きに反応するインタラクティブな体験もできる。

いのちの遊び場 クラゲ館の展示風景
いのちの遊び場 クラゲ館の展示風景

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