今週開幕
大阪・関西万博シグネチャーパビリオン(大阪・関西万博会場内)

4月13日に開幕する大阪・関西万博。その会場中央部では、8人のプロデューサー(宮田裕章、石黒浩、中島さち子、落合陽一、福岡伸一、河森正治、小山薫堂、河瀨直美)が主導するパビリオン「シグネチャーパビリオン」も併せて開館する。各パビリオンのレポートはこちら。
宮田裕章プロデュースのシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」は塩田千春、宮島達男、そして宮田裕章 with EiMが参加し、それぞれがシークエンスを担い、3つの観賞体験を提示。
メディアアーティスト・落合陽一がプロデュースする「いのちをみがく」がテーマのパビリオン「null2」は、建築自体が収縮や振動を繰り返し、現実とデジタルの境界が曖昧になるような、文字通り映像に包み込まれる没入型の体験ができる。
会期:2025年4月13日〜10月13日(184日間)
会場:夢洲
「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」(大阪市内各所)

© Maurizio CattelanPhoto: Attilio MaranzanoCourtesy of Maurizio Cattelan`s Archive and Institute for Cultural Exchange, Tübingen
大阪市内各所では大阪・関西万博に併せて、4月11日より「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」が開催される。
本芸術祭は「ソーシャルインパクト」をテーマに、文化芸術による経済活性化や社会課題の可視化を目指すもの。今年は大阪・関西万博と同時に開催される。会場は、大阪・関西万博会場(夢洲)をはじめ、安藤忠雄設計の大阪文化館・天保山、黒川紀章設計の大阪府立国際会議場(中之島)、西成・船場地区など、大阪・関西の象徴的な場所で展開。
158ヶ国が参加し、2820万人の来場者が見込まれるこの機会に、関西発の文化芸術を世界に向けて発信するとともに、ドイツ、韓国、EU(欧州連合)などの機関と連携したアートプロジェクトを通じて、グローバル規模で新たな対話と発見の場が創出される。
会期:[開催期間]2025年4月11日~10月13日、[フルオープン(万博会場含む)]2025年4月13日~10月13日
住所:大阪府大阪市内各所
観覧料:展覧会パスポート(開催期間中) 一般 3500円 / 学生 3000円
※詳細はウェブサイトを参照