「士郎正宗の世界展 ~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~」(世田谷文学館)
世田谷文学館で「士郎正宗の世界展 ~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~」が4月12日より開催される。
士郎正宗は兵庫県生まれ。漫画家・イラストレーターとして活動している。1980年にマンガやイラストの分野で活躍開始し、85年に『アップルシード』で商業デビュー。89年に代表作『攻殻機動隊』の連載を開始した。アニメ作品『ブラックマジックMー66』には共同監督として参加。そのほか、ゲームや画集など様々な制作分野で活躍している。
本展では、多様な広がりをみせる作品群と現在の活動までを、「アナログ原稿」「デジタル出力原稿」で辿るとともに、作家の蔵書やコメントもふんだんに紹介し、「士郎正宗」のパーソナルな部分にも迫る。開館30周年を迎える世田谷文学館が、これまで取り組んできた「漫画」「SF(サイエンス・フィクション)」展示の集大成となる、「士郎正宗」初の大規模展覧会となる。
会期:2025年4月12日~8月17日
会場:世田谷文学館
住所:東京都世田谷区南烏山1-10-10
電話:03-5374-9111
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで
休館日:月、5月7日、7月22日、8月12日(ただし5月5日、7月21日、8月11日は開館)
観覧料:一般 1500円 / 65歳以上・大学・高校生 900円 / 小・中学生 450円
「TOPコレクション 不易流行」(東京都写真美術館)

東京・恵比寿の東京都写真美術館で、2期にわたって7名の学芸員が10のテーマで構成するオムニバス形式の展覧会「総合開館30周年記念 TOPコレクション」の第1期「不易流行」が開幕した。会期は6月22日まで。会場のレポートはこちら。
「不易流行」は5室構成で、それぞれ同館学芸員の佐藤真実子、大﨑千野、室井萌々、山﨑香穂、石田哲朗が担当している。同館のコレクションを改めて振り返り、時代を象徴する名作をテーマごとに交えつつ、ゆるやかに写真史をたどることができる展覧会だ。
会期:2025年4月5日~6月22日
会場:東京都写真美術館
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
電話番号:03-3280-0099
開館時間:10:00~18:00(木金〜20:00)※入館は閉館30分前まで
休館日:月、5月7日(ただし5月5日は開館)
料金:一般 700円 / 中学生以下 無料
「ととのう展 ~ヘルスケアにつながる美術館~」(諸橋近代美術館)

福島・北塩原村の諸橋近代美術館で「ととのう展 ~ヘルスケアにつながる美術館~」が開催される。会期は2025年4月12日〜6月29日。
景勝地である裏磐梯・五色沼入口の諸橋近代美術館で、サルバドール・ダリの作品を中心に、ピエール=オーギュスト・ルノワール、アンリ・マティス、パブロ・ピカソ、マルク・シャガールなどを所蔵。また、ダリの彫刻39点は、世界でも類を見ないコレクション数となっている。
「ととのう展 ~ヘルスケアにつながる美術館~」は、アートを通して「ととのう」を提案する新感覚の展覧会となる。ストレス社会における美術館の新しい活用方法として、近年の流行語「ととのう」をキーワードに、「ココロとカラダがととのう美術館」を提案するものだ。
会期:2025年4月12日~6月29日
会場:諸橋近代美術館
住所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-23
電話番号:0241-37-1088
開館時間:9:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休
料金:一般 1300円 / 高校・大学生 500円 / 中学以下無料