「酒呑童子ビギンズ」(サントリー美術館)

サントリー美術館で「酒呑童子ビギンズ」が6月15日に終了する。レポート記事はこちら。
本展では、数多ある酒呑童子絵巻のはじまりや、酒呑童子の知られざる出生譚、はじめての大規模展示など、様々な「はじまり」を紹介。数ある酒呑童子絵巻のなかでも、後世に多大な影響を与えた古例として有名な、重要文化財狩野元信筆『酒伝童子絵巻』(サントリー本)を本展では、サントリー美術館史上最大規模に広げて展示している。加えて、能「大江山」(替之型)の酒呑童子初登場場面など、サントリー本の図様が能の演出にも影響した可能性を紹介する展示室内の映像展示も見どころだ。
会期:2025年4月29日〜6月15日
会場:サントリー美術館
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリア3階
開館時間:10:00~18:00(金、5月3日〜5日、6月14日は~20:00) ※入館は閉館の30分前まで
料金:一般 1700円 / 大学生 1200円 / 高校生 1000円 / 中学生以下 無料 / 障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介助の方1名様のみ無料
「創造と破壊の閃光」(GYRE GALLERY)

GYRE GALLERYで、草間彌生と3名の現代アーティストによるダイアローグ展「創造と破壊の閃光」が6月15日に閉幕する。レポート記事はこちら。
57年に渡米した草間は、展示空間全体を体感させる巨大作品を次々発表し、過激な反戦運動やパフォーマンスを繰り広げることで、マスメディアがベトナム戦争の恐怖を連日報道するアメリカ社会に対して、平和と愛の強烈なメッセージを表現し続けた。絵画、彫刻、デザイン、ファッション、パフォーマンス、映画、小説など様々な分野で活躍し、現在も人間存在の本質的な主題に取り組み、生命の謳歌を世界に向けて発信し続けている。草間の作品と、三島喜美代、谷原菜摘子、坂上チユキの作品を対話させるように構成されている本展をお見逃しなく。
会期:2025年5月14日〜6月15日
会場:GYRE GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
電話番号:0570-05-6990(ナビダイヤル、11:00〜18:00)
開館時間:11:00〜20:00
料金:無料
「超 国宝-祈りのかがやき-」(奈良国立博物館)

奈良国立博物館で「奈良国立博物館開館130年記念特別展 超 国宝-祈りのかがやき-」が6月15日まで開催されている。レポート記事はこちら。
奈良国立博物館(奈良博)は1895年4月29日に開館(当時は帝国奈良博物館)して以来、2025年をもって130周年を迎える。本展はこれを記念した奈良国立博物館では初めての大規模な国宝展だ。奈良博や奈良の歴史に関わりの深い国宝を中心に、未来の国宝ともいうべき重要作品など、日本が世界に誇る名品の数々を紹介。国宝約110件、重要文化財約20件を含む約140件の仏教・神道美術を一堂に楽しめる機会だ。
会期:[前期]2025年4月19日~5月18日、[後期]2025年5月20日~6月15日
会場:奈良国立博物館
住所:奈良県奈良市登大路町50番地(奈良公園内)
電話番号:050-5542-8600(ハローダイヤル)
開館時間:9:30~17:00 ※入場は閉館の30分前まで
料金:一般 2200円 / 高大生 1500円 / 中学生以下 無料