「あ!っと北斎~みて、みつけて、みえてくる浮世絵~」(すみだ北斎美術館)

東京・墨田にあるすみだ北斎美術館で、「あ!っと北斎 ~みて、みつけて、みえてくる浮世絵~」が開幕した。会期は8月31日まで。レポートはこちら。
葛飾北斎は、江戸時代中後期に活躍した浮世絵師で、代表作として「冨嶽三十六景」シリーズなどが挙げられる。19歳で浮世絵師としてデビューし、90歳で亡くなるまで生涯絵師として活躍した。
本展では、「at Hokusai」=「北斎の作品から得られる発見」を通して、作品の魅力を紐解く展示構成となっている。わかりやすい解説による紹介が多く、北斎や浮世絵に興味を持つ入口となるだろう。
会期:2025年6月24日~8月31日
会場:すみだ北斎美術館 3階企画展示室
住所:東京都墨田区亀沢2丁目7番2号
開館時間:9:30~17:30 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月、7月22日、8月12日(ただし、7月21日、8月11日は開館)
料金:一般 1000円 / 高校生・大学生・65歳以上 700円 / 中学生・障がい者手帳をお持ちの方 300円 / 小学生以下無料
「Dressing Up: Pushpamala N」(シャネル・ネクサス・ホール)

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで、インド出身のアーティスト・プシュパマラ・Nの個展「Dressing Up: Pushpamala N」が開幕した。会期は8月17日まで。
プシュパマラは、インドのバンガロール(現ベンガルール)を拠点に活動するアーティスト。当初、彫刻家として始まった創作活動を写真や映画へと移行させ、1990年代半ばから自らがさまざまな役柄に扮して示唆に富んだ物語をつくり上げるフォト・パフォーマンスやステージド・フォトの創作を始めた。その作品は、女性像の構築や国家の枠組みを探求するもので、美術史、アーカイヴ資料、大衆文化から引き出された象徴的なイメージや原型を再現している。
本展では、プシュパマラがフォト・パフォーマンスという表現手法を探求し始めた最初の作品シリーズである「Phantom Lady or Kismet」(1996-98)に加え、「Return of the Phantom Lady」(2012)、「The Navarasa Suite」の3シリーズが展示されている。
会期:2025年6月27日〜8月17日
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
開館時間:11:00〜19:00 ※入場は閉場の30分前まで
休館日:会期中無休
料金:無料