「ART OSAKA 2025」開幕レポート。本フェアならではの多彩な表現を一挙に味わう【9/9ページ】

 屋外でも展示は行われている。赤鉄骨と呼ばれるかつてのクレーンの跡では、大阪のMarco Galleryが髙橋穰による《装置 #1》を展示。物体と万有引力の関係に着目し、彫刻を通じてそこに介入する髙橋は、自身が自身が重力を感じながら運動をつくりだすことができる巨大な装置を会場につくり上げた。

展示風景より、髙橋穰《装置 #1》(2023/2025)

 ほかにも、造船所跡という空間を活かし、通常のフェアではなかなか見ることができない多彩な作品をみることができる。なお、小作品だけを集めた販売スペース「EXPANDED PLUS」もあり、クリエイションが気になった作家の購入できるサイズの作品をここで探すことも可能だ。

EXPANDED PLUS

編集部

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