NEWS / REPORT「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」(上野の森美術館)開幕レポート。5人の巨匠による代表作がずらり上野の森美術館で「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」が開幕した。会期は7月6日まで。文・撮影=三澤麦(ウェブ版「美術手帖」編集部)2025.5.27ブックマークsave展示風景より、手前は葛飾北斎「冨嶽三十六景《神奈川沖浪裏》」(天保2年、1831頃) 版元:西村屋与八 大きい画像で見る 東京・上野にある上野の森美術館で「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」が開幕した。会期は7月6日まで。 現在NHKの大河ドラマでも注目を集めている、江戸時代の文化を担った「浮世絵」。本展では、美人画を代表する喜多川歌麿、ダイナミックな役者絵で人気を博した東洲斎写楽、森羅万象を独自の手法で描いた葛飾北斎、名所絵を中心に浮世絵に新風を吹き込んだ歌川広重、迫力ある武者絵などで大きな存在感を示した歌川国芳といった、5人による代表作を中心に約140点を展示。特色あふれる表現やその功績の数々を紹介するものとなっている。展示風景より次のページ美人画の旗手・喜多川歌麿1234次のページへ編集部