
ヴォルフガング・ティルマンス、パリ公共情報図書館での大規模展開幕──いまここで学べる自由を尊び、不確定な世界でイメージをつくり続ける
5年間の改修工事に入ったポンピドゥー・センター。完全閉館前にヴォルフガング・ティルマンスが招かれ、同館内にある大型図書館での展示を企画した。臨時移転先が整う予定の9月まで、アーティストの約40年にわたる多様な制作を振り返りながら、束の間の学びと思考が可能な場となっている。
5年間の改修工事に入ったポンピドゥー・センター。完全閉館前にヴォルフガング・ティルマンスが招かれ、同館内にある大型図書館での展示を企画した。臨時移転先が整う予定の9月まで、アーティストの約40年にわたる多様な制作を振り返りながら、束の間の学びと思考が可能な場となっている。
滋賀県立美術館で現代アーティスト・笹岡由梨子の個展「笹岡由梨子のパラダイス・ダンジョン」が開催される。会期は2026年1月17日~3月22日。
アムステルダム国立美術館が2013年以降毎年開催している庭園彫刻展。その第12回目を飾るのが、イサム・ノグチの展覧会だ。
現代アートを通じた国際的な交流と協働をテーマに、京都を舞台に開催されるアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」が、2025年で第5回目を迎える。会期は11月14日〜16日。
国立ハンセン病資料館で、同館初となる「戦争」をテーマとしたギャラリー展「戦後80年-戦争とハンセン病」が開催される。会期は7月19日~8月31日。
世界でもっとも影響力のあるアートラバー、BTSのRMがカムバックを果たした。
JR東日本上野駅コンコースにある猪熊弦一郎の壁画《自由》が現在修復中。その作業現場の様子をお届けする。
アーティゾン美術館で「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」がスタートした。会期は9月21日まで。
ポーランド文化の魅力を発信するイベント「Po!land ポ!ランド」の一環として、注目の若手アーティスト・笹岡由梨子による展覧会「ポロニア × キュリー・マジック・ラボ」が大阪市中央公会堂地下1階で開催中。会期は7月5日まで。
東京・渋谷にある渋谷区立松濤美術館で、「黙然たる反骨 安藤照 ―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―」が開幕した。会期は8月17日まで。
東京・銀座にあるマイナビアートスクエアで、「マイナビアートスクエアアワード2025」が初開催される。学生の作品や活動を称える本アワードは、7月13日まで作品のエントリーを募集中。
すみだ北斎美術館で、「あ!っと北斎~みて、みつけて、みえてくる浮世絵~」展が開幕。葛飾北斎の浮世絵に込められた驚きの「仕掛け」を楽しむ展覧会だ。
今年から3年をかけて開催される「大ゴッホ展」をはじめ、2025年にはいくつかのフィンセント・ファン・ゴッホの展覧会が予定されている。せっかくならば、展覧会をより楽しむための予習・復習におすすめの本や映像を3回に分けて紹介。第2回はおすすめの映画・テレビ番組をセレクト。
横浜・新高島にあるArt Center NEWで、「世代同士の交流」がテーマとなる公募企画が実施される。グランプリには同ギャラリースペースでの展覧会開催のチャンスが与えられる。応募期間は6月15日〜7月15日。
大阪中之島美術館で開催中の「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」(〜8月31日)。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
神戸の兵庫県立美術館で、戦前にパリとニューヨークそれぞれの都市で活躍した藤田嗣治(1886〜1968)と国吉康雄(1889〜1953)の作品をともに紹介する特別展「藤田嗣治×国吉康雄:二人のパラレル・キャリア―百年目の再会」が8月17日まで開催中。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
直島がある瀬戸内エリアおよび関西には、安藤忠雄が手がけた名建築が複数存在する。今年は瀬戸内国際芸術祭の広域連携事業として、初めて「瀬戸芸美術館連携」プロジェクトが行われており、これらを周遊することも可能だ。本稿では、とくに行くべき美術館を中心に紹介したい。
朝鮮戦争から75年、南北の分断は依然として現在進行形だ。だが、その断絶のあいだから新たな芸術的実践が生まれつつある。韓国・烏頭山統一展望台で開催中の「忘れられない名前」展は、脱北者を含む6人の作家による作品を通して、分断の傷を超え、記憶と想像力によって“連続”を語ろうとする試みである。
嗅覚、代謝、腐敗、そして機械と非人間的存在の共進化。韓国系アメリカ人アーティスト、アニカ・イは、感覚のポリティクスからテクノロジーと死後のスタジオまで、現代アートの領域を大きく揺さぶってきた。北京のUCCA現代アートセンターでの個展に際し、森美術館「マシン・ラブ」展の共同キュレーターであり、東京展でイの作品展示をキュレーションしたマーティン・ゲルマンが、彼女の実践の現在地を聞いた。
ハイジュエリー メゾンのヴァン クリーフ&アーペルをアール・デコ期の芸術潮流に着目しながら紹介する展覧会「永遠(とわ)なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル―ハイジュエリーが語るアール・デコ」が、東京都庭園美術館で開催される。会期は9月27日〜2026年1月18日。