今週末に見たい展覧会ベスト12。「カラーズ」展から「創造と破壊の閃光」、「DESIGN MUSEUM JAPAN展」まで【5/6ページ】

「スピードの物語」(瑞雲庵)

メインビジュアル Design: Tomohiko Kuniyoshi

 京都の瑞雲庵にて、「スピードの物語」展が5月18日まで行われている。

 本展は、公益財団法人西枝財団の「瑞雲庵における若手創造者支援事業」の一環として行われたもの。西枝財団は、次世代の芸術・文化を担う若者の育成を目的に毎年2名の若手キュレーターを公募し、彼らによる展覧会の企画・運営をサポートしている。本展は、2025年度に採択されたプロジェクトのひとつだ。

 参加作家は、荒木悠、シネマ58、原田裕規、川田喜久治、カワニシユウキ、小津安二郎、ユ・ソラ高山明、瀧健太郎、トモトシ、津田道子、八島良子など。時間、労働、精神的健康、そして資本主義がもたらす影響をテーマにした作品の展示を通じ、時間の遅延や回復の可能性を探る。

会期:2025年4月18日~5月18日
会場:瑞雲庵
住所:京都市北区上賀茂南大路町61-1
開館時間:12:00〜18:00
休館日:火〜木
料金:無料

今週開幕

「創造と破壊の閃光」(GYRE GALLERY

展示風景より

 東京・神宮前のGYRE GALLERYで、「創造と破壊の閃光」がスタートした。レポート記事はこちら

 本展は、アーティスト・草間彌生(1929〜)と3人の現代作家、三島喜美代(1932〜2024)、坂上チユキ(1961〜2017)、谷原菜摘子(1989〜)が作品を通じて対話を行うもの。本展のタイトルである「創造と破壊の閃光」とは、フランスの哲学者フェリックス・ガタリにようテキスト「草間彌生の豊饒な感情」からの引用だ。会場は、4人の作家による作品が一度に目に入るような素直な構成となっている。

会期:2025年5月14日〜6月15日
会場:GYRE GALLERY
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
電話番号:0570-05-6990(ナビダイヤル、11:00〜18:00) 
開館時間:11:00〜20:00 
休館日:会期中無休 
料金:無料

編集部

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