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「江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ」(千葉市美術館)開幕レポート。潤沢なコレクションで見る浮世絵の通史【3/7ページ】

 プロローグ冒頭には、江戸初期において浮世絵の始祖といわれる菱川師宣による《衝立のかげ》(1673〜81、延命後期)が展示されている。衝立の影で情愛の若い男が女を抱き寄せ、目を合わせている場面が一枚に摺られた本作は、初期浮世絵のあり方を端的に伝えるものといえる。

展示風景より、菱川師宣《衝立のかげ》(1673〜81、延命後期)

 やがて、浮世絵は「多色摺(=カラー)」の技術を得て「錦絵」となっていく。プロローグでは、この「錦絵」を創始したことで知られている、鈴木春信の流麗な作品も見ることができる。

展示風景より、鈴木春信《坐鋪八景台子夜雨》(1766、明和3年頃)

編集部

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